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キャリア・アンカー 　　　Career Anchor　　



キャリア・アンカーとは、米国の組織心理学者エドガー・H・シャイン(Edgar H. Schein)によって提唱された概念。

　キャリアを選択する際に最も大切な（どうしても犠牲にしたくない）価値観や欲求のことで、

周囲が変化しても自己の内面で不動な(これだけは譲れない)ことをいう。

シャインはキャリア・アンカーを「管理能力」「技術的・機能的能力」「安全性」「創造性」「自律と独立」の5つに分類した。

• 管理能力：組織の中で責任ある役割を担うことを望むこと。経営者タイプ。

• 技術的・機能的能力：自分の専門性や技術が高まることを強く望むこと。

• 安全性：安定的に1つの組織に属すし勤め上げることを望むこと。雇用安定。

• 創造性：クリエイティブに新しいことを生み出すことを望むこと。起業的。

• 自律と独立：自分で独立することを望むこと。

一度形成されるとその人の生涯にわたって職業上の重要な意思決定に際して影響を与えつづけるといわれる。

また､就職後の人事制度､配属や異動、人材育成にも考慮する必要があるとされる。


後年追加された3つのキャリアアンカー

�@　社会貢献

�A　全体的な調和　　個人、家族、仕事のバランス　

�B　チャレンジ　



アンカーとは船の錨（いかり）で、キャリアのよりどころとなるもの。


他
・組織の３次元モデル　円錐　　　・　

キャリア・アンカー 　　　Career Anchor



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